無料の古紙回収でも分別が必要な理由を考える

リサイクル目的で行われている無料の古紙回収ですが、いくつかの種類に分けられます。新聞紙、ダンボール、雑誌などに分けられ、それぞれ分別しなければなりません。持ち運びしやすいようにひもでしばります。リサイクルする際は、このしばってあるひもはひも取り機などを使って取り外されます。基本的にこのような作業は手作業となっているので、回収業者が手間をかけている作業だと言えるでしょう。

なぜ古紙を分別して出さなければならないのかという疑問を持つ人もいるでしょう。その理由は、古紙はそれぞれ再生されるものが違うからです。たとえば、新聞紙は新聞紙にリサイクルされますし、雑誌類はお菓子の箱、牛乳パックをはじめとする飲料パックはトイレットペーパーに再生されています。このことからも分かるように、これらを混ぜてしまうとしっかりしたリサイクル商品に生まれ変わりません。無料の古紙回収を依頼する場合も、しっかり分別するようにしたいものです。加えて、無料回収の規定量に達しない場合は、無料の回収ステーションや、スーパーなどに設置してある回収ボックスを利用するとついでの際に古紙の処分ができます。この場合は、牛乳パックはしっかり洗って干すようにし、ルールを守るようにしましょう。